転籍とは

こんにちは。

相続対策コンサルタントの司法書士 鈴木敏弘です

今日は戸籍についてです。

転籍ってどういう意味?はて?

転籍とは、本籍地を別の場所へ動かすことを言います。

本籍地は、縁のある地でなくてもかまいません。
日本国内であればどこでもよいのです
例えば、阪神ファンが甲子園球場の所在地(兵庫県西宮市甲子園町1番)に本籍を置くということができるのです。

また、本籍地を現在とは違う場所へ動かす場合、理由も必要とされません。
そのため、まったく自分とは関係のない場所であっても、本籍地として定めることができます

ただし、一般的に、新たな戸籍をつくる場合、今までの本籍地と同じところにしたり、現在の居住地を本籍地とすることがほとんどです。

とくに慣習というわけでもないのですが、おそらく皆さん「なんとなく」そうしているのだと思います。

実際、自分とは何の縁もないところを本籍地にしてしまうと、いざ戸籍謄本が必要だとなった時、「あれ?何番地だっけ?」と思いだしたり、調べたりするのも面倒ですよね

ちなみに、転籍したところが、今までの本籍地と同じ管轄の市区町村であれば、転籍した記録は今までの戸籍の「事項欄」に記載されるだけです。

もし転籍したところが、今までとは別の市区町村であれば、今までの戸籍は除籍となり、新しく登録した本籍地の市区町村役場で、新しい戸籍がつくられることとなります。

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