財産目録は作成していますか?

こんばんは
相続対策コンサルタント 司法書士の鈴木敏弘です。

今日は、生前にできる相続対策をお伝えします。

生前にしておくべきことの中で、特にオススメしたいのが、財産目録の作成です。書類


遺言書はちょっと・・・という方でも、財産目録の作成に関しては、パソコンでも作成できます。

作成の際のポイントは以下のとおりです。

<財産目録作成のポイント>

・不動産に関しては、登記簿謄本(または権利証)に書かれている地番や家屋番号を記載する

・金融機関に関しては、銀行名、支店名、口座番号を記載する

・有価証券(株式等)については、種類や銘柄、数量を記載する

・保険については、保険会社名と証券番号を記載する

・負債については、相手の名前(会社名等)と金額等を記載する

※その他財産については、できるだけ詳しく情報を記載してください。

また、日にちが経過すると金額や価格、数量等も変動する可能性がありますので、財産目録を作成した日にちも必ず残すようにしましょう。

これさえ作成しておけば、遺言書作成の際にも、とても役立つ資料となりますし、自分の資産を改めて確認するためにも、意味のあるものだと思います。

また、この資料があるかないかで、のこされた相続人の手間もぐっと減らせます。

どこにどんな財産があるか、負債があるかを把握しているか、把握していないかで、相続手続きにかかる時間や手間も全く異なるからです。

今すぐにできることの1つですので、ぜひ作成しておくことをオススメいたします

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