
今日7月7日の七夕の日をもちまして、
当事務所は下記住所へ移転いたしました


住所 : 東京都中野区中野5-67-6-10F
とても便利な場所になりました

中野駅前のサンモール商店街を通れば、雨の日でも濡れずに来られます
ビルの最上階ですので、夜には新宿の夜景もみられます
大切なお客様をお迎えする応接室も、いろいろとこだわって揃えてみました
こだわりの応接室の様子は、また明日以降に掲載したいと思います。
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9-4 限定承認について ~限定承認手続きに必要なものと申立先~

しつこいですが、本日もまた、限定承認手続きについてです。
「限定承認とは」
「限定承認のメリットデメリット」
「限定承認の注意点」
限定承認を行なう場合、かならず家庭裁判所に申立てを行なう必要があります。
申立てを行なう先は、被相続人の最後の住所地を管轄する家庭裁判所です。
また、申立てをする場合に必要となるものは以下のとおりです。
収入印紙800円分
裁判所との連絡用郵便切手
※申立てる家庭裁判所によって料金が異なりますので、事前に確認しましょう
申述書
※裁判所HPから書式をダウンロードできます。
書式や記載例のダウンロードはこちら
被相続人(故人)の出生から死亡までのすべての戸籍謄本等
被相続人の住民票除票または戸籍の附票
被相続人の子ども(およびその代襲者)が死亡しているものがいた場合、その子ども(およびその代襲者)の出生から死亡までのすべての戸籍謄本等
「代襲(代襲相続)とは?」
※申立てを行なう方(相続人)が、被相続人の(配偶者と)父母・祖父母等の場合、配偶者のみの場合等で、必要書類が追加されますので、詳しくは管轄の裁判所で確認してください
いかがでしたでしょうか?
もし、手続きを進めようかお悩みの方がいらしたら、
ご相談は何度でも無料ですので、お気軽にご連絡ください
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9-3 限定承認について ~限定承認手続きにおける注意点~
今日もまた引き続き、限定承認についてお伝えします。
「限定承認とは?」
「限定承認のメリットデメリット」
昨日までの記事でも少しお話ししましたが、
限定承認の手続きを行なう上で、注意点がいくつかあります。
限定承認手続きの注意点
① 相続人全員で手続きを進める必要がある。
万が一、相続人のうち1人でも「通常に相続する」と認めたり(=単純承認)してしまうと、他の相続人は同様に単純承認する、もしくは相続放棄をするしか選択できなくなります。
② 限定承認の手続きを行なう前に、少しでも相続財産を処分してしまうと、通常に相続をした(=単純承認)とみなされ、限定承認手続きを行なえない。
③ 相続放棄と同様、相続の開始があったことを知った時から3か月以内に、家庭裁判所へ限定承認の申立てを行なう必要がある。
ちなみに③の期限についてですが、相続人の一部に3ヶ月の期間を経過している人がいても、他の相続人がまだ3か月を経過していなければ、最後に期間の満了となる人を基準としてよいとされています。
つまり、相続人2人がいて、うち1人はすでに相続の開始があったことを知って3ヶ月以上経過しているが、残り1人がまだ知らない状況であれば、限定承認手続きを進めることはできるのです。
そして、限定承認手続きは、税務上の問題もあるため、実際にはあまり活用されていないのが現状です。
そもそも、遺言をきちんとのこしておけば、相続財産の内訳がはっきりわかるため、残しておけばこのような面倒な手続きを行なう必要がないのですが・・・
また長くなりそうなので、つづきは明日・・・
明日は、限定承認の具体的な手続き方法についてお伝えします。つづきを更新しました「限定承認の手続き方法」
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