成年後見制度を悪用した弁護士が逮捕されました。

こんばんは
相続対策コンサルタント 司法書士の鈴木敏弘です。

GWもあっという間にあと3日・・・
とてもありがたい事ですが、仕事に追われて今年のGWはあっという間に終わりそうな気がします


さて、本日はまた成年後見に関するニュースを見つけましたので、ご紹介させていただきます。

『成年後見人制度を悪用 弁護士を逮捕』


昔、東京弁護士会で副会長まで務めていたベテラン弁護士が、成年後見人となっている女性の定期預金を勝手に解約して、1000万円を横領した疑いで、逮捕されたとのこと。

内部調査によれば、定期預金以外にも、これまでに着服した総額は3900万円にも上るようです

昨今、成年後見制度を悪用した、しかも専門家による事件が多発しています。

こうした事件が相次いでしまうと、「専門家だからと言って信用できるのか?」と疑われることも多くなり、きちんと業務を行なっている専門家まで同一視されてしまうことが懸念されます

私も成年後見人の専門家として業務しているため、こうした事件が相次いで起こっていることは、非常に遺憾であり、同じ専門家として残念でなりません。

今後の再発防止は勿論のこと、こうした事件が二度と起きないよう、いち法律家の一人として、切に願わざるを得ません。

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