婚外子の格差規定削除を了承

こんばんは
相続対策コンサルタント 司法書士の鈴木敏弘です。

ここ数か月 騒がれている婚外子の問題ですが、とうとう自民党でも格差規定を削除する方向で了承したとの報道がありました。テレビ。


これまでは自民党の保守派が反対していたために、最高裁でも違憲と判断された婚外子の格差規定を撤廃することはまだまだ時間がかかると思われていましたが、これにより今国会での婚外子格差規定の撤廃は確実となりました。

ただ一方で、戸籍については、違憲判断の対象外であるとして、自民党法務部会は戸籍法改正案については了承していないとのこと。

よって今国会では民法の改正のみにとどまり、戸籍法の改正は今後様々な施策を取りまとめながら、検討されていく方向です。

民法が改正されることにより、今後は裁判なくして、非嫡出子(婚外子)でも嫡出子と同様の相続分の主張ができることになります。

これにより、これからの相続手続きも大きく変化していきますね・・・
生前における相続対策も、より一般化していくことが予想されます。

より詳しく具体的に生前対策を検討したい、という方は、ぜひ一度 相続の専門家へご相談されることをオススメいたします

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