こんにちは。
相続対策コンサルタントの司法書士 鈴木敏弘です
今日でゴールデンウィークも終わってしまいますね
毎年ながら、今年もあっという間でした
今日は戸籍の読み方についてです。
戸籍は読みなれていないと、なかなか読みにくいものです。
最近つくられた戸籍はパソコンで打ち込まれているため、読みにくい、読めないといったことはほとんどないのですが、昔につくられた戸籍は、役所の方が手書きで書いているため、書いた方の個性というか・・・走り書き、つづり書きなどがとても多く、難解な戸籍がほとんどと言っても過言ではありません
特に、今ではほとんど使われなくなった漢数字も多用されているため、どんな漢字かはわかるけど、読めない・・・といったことも多いかと思います。
以下、昔の戸籍に多用されている漢数字を簡単にご紹介します。
0 → 零
1 → 壱 (旧:壹)
2 → 弐(旧:貳)
3 → 参(旧:參)
4 → 肆
5 → 伍
6 → 陸
7 → 質、漆、柒
8 → 捌
9 → 玖
10 → 拾
100 → 佰、陌
1000 → 阡、仟
10000 → 壱萬
いかがでしょうか?
1、2、3ぐらいまでは何となく読める方も多いと思いますが、4以降が(5は右側に五があるのでわかりますが)結構難しくないですか?
ちなみに中国語が堪能な妻に聞いたところ、台湾や香港などでは今でもこの漢数字が一部使われているそうです。
そのほか、戸籍には漢数字以外にも、ゑ、ゐ、ヱ、などといった、今ではほとんど使われなくなった漢字も多く出てきます。
一枚の戸籍を読み解くだけでも、読みなれていないと一苦労です。
そうしたちょっとした苦労も含めると、やはり専門家にお願いしてしまった方が、スピーディーに手続きが進むのは間違いありません。
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