被相続人の借金を調査する方法

こんばんは
相続対策コンサルタント 司法書士の鈴木敏弘です。

被相続人に借金があるかもしれない、

または借金があったはずだ、という場合、
どの金融機関に借金をしていたのかを確認できる方法があります。

借金をしていた先が、消費者金融やクレジットカード会社、銀行等であった場合は、いわゆる「信用情報」の内容を調査・確認することで、どの機関に借金をしていたのか、相続人であれば確認ができます。

「信用情報」=ブラックリストと呼ばれることもあります。
『信用情報』については、以下の機関で情報を登録しています。

・CIC
・JICC
・全国銀行協会


これらの機関に、被相続人が生前どこで借金をしていたのか、情報を開示するよう申請をすれば、調査することが可能となります。虫眼鏡

全国にある貸金業者のほとんどは、上記のような信用情報機関に加盟しているため、お借り入れがあれば、その情報が登録されていることになります。

※信用情報機関に加盟していない業者(ヤミ金業者等)から借入れや個人間でのお金の貸し借りをしていた場合、調査することができませんので、その点ご注意ください。

情報開示請求の申請方法は、各信用情報機関によって異なりますので、各社ホームページにてご確認ください。


なお、当事務所では、被相続人様の借金調査についてもご相談を承っております。
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